2019年の台風3号セーパット[ sepat ]の最新情報で、JTWC米軍の合同台風警報センターが位置を公開した。
台風3号2019米軍の最新情報と進路予想図
上の米軍JTWCの台風情報は2019年の台風3号の移動位置だ。
今後は台風3号に発達すると予報している気象庁とは逆の予想を公開している米軍は、27日になって修正版で現在地を出してきた!
A.TROPICAL DISTURBANCE 94W ( E OF NAZE )
B.27/0000Z
C.28.32N
D.130.30E
上の修正版の最新情報を+9時間で日本時間( JTC )に換算すると、台風3号ではない熱帯低気圧の6月27日午前9時の存在場所は、北緯( 緯度 )28.32N°、東経( 経度 )が、130.3E°となっているので、場所をGoogleマップで表示する。↓
鹿児島県の最南端にある、佐多岬からの距離は
約299キロ南南西の東シナ海の海上の位置になる。
熱帯低気圧の強さは、最大瞬間風速でも23ノットなので、毎秒11.82m/sと弱い風だが、米軍の台風情報は、27日で更新が止まっている。
台風3号のヨーロッパ情報と米軍の比較は?
2019年の6月26日の時点では、まだ台風3号セーパットの、たまごも発生していなかった。
ABPW( abbreviated pacific western北西太平洋の縮図 )の画像には黄色の、「 94W 」と記されてる輪っかが見えた。
上図の輪っかの黄色の意味は何が有るのか?
LOW 監視対象ではあるものの、今後24時間以内に発達する可能性は低いもの
26日の時点では輪っかの色は赤だったが、27日になり、黄色円に格下げされたのだ。
上の予想進路図を+9時間で日本時間( JTC )換算すると、台風3号ではない熱帯低気圧の6月26日午前9時の存在場所は、北緯( 緯度 )
20.7N°、東経( 経度 )が、128.2E°だった。
27日には熱帯低気圧から台風に発達した台風3号は、上陸せずに北東方向に進む予報だ。
米軍の最新情報と比較しようにも、JTWCは28日に更新していなかった。
あくまでも予報なので、また今後は進路や風速が変わる可能性も有るので変動の点は要注意だ。
台風3号2019年6月27日のヨーロッパの経路図は
令和初の台風だと言われている台風3号は熱帯的圧の状態である、たまごから日本列島付近に近づいてから発達して台風になる予定だ。
さっそく台風3号セーパットの進路予想図でヨーロッパ中期予報センターの画像を本日の2019年6月27日の木曜日の午前9時( JST )分から見て参りたい。
台風画像の色を見ていただいても分かる通り、毎秒の風速が30m/s以上を示す深緑色だ。
天気予報サイトのウェザーニューズ社は台風3号は梅雨前線とぶつかって、早い段階から温帯低気圧になり、衰退すると予測しているが、ヨーロッパ中期予報センター( ECMWF )も、同様の見方をしているのだという。
円の中心がハッキリしない台風3号の座標は、北緯33.98°N、東経130.2°Eで6月27日の朝9時のヨーロッパの予報位置をGoogleマップで見ると、日本海側の対馬海峡の海上の場所になる。↓
福岡県福岡市の最北端、勝馬海岸から33.67キロ北北西に離れた対馬海峡の海上にある。
台風円の形はハッキリしておらず、くずれているので勢力は強くないが、それでも色の分布では中心部分が30m/s前後はあるので、日本の気象庁が定める台風の17m/s以上の最大風力はある数字だ。
では、ヨーロッパ中期予報センターが公開している台風3号の進路予想図は、どうなっているのか?
台風3号の6月28日のヨーロッパ情報の経路図
6月28日は、台風3号のヨーロッパ中期予報センターの進路予想図では関東地方の東側の太平洋海上にある!
上のヨーロッパ中期予報センターの予想進路図は2019年6月28日時点の位置を表している画像だ。
ECMWF進路予想図でみる台風3号の位置は北緯35.78°、東経142.34°で、日本海の海上に移動している。
千葉県銚子市の最東端の犬吠岬から132.91キロ東の太平法の海上にある地図をGoogleマップで表示。↓
台風円は崩れていて形はハッキリしていないが、それでも中心部分の最大風力は、30m/s前後はある。
先に貼った動画のなかで、ウェザーニューズ社は「 梅雨前線と干渉して台風3号の勢力は弱まる 」のは
ヨーロッパ中期予報センターの見方であると言ったが少なくとも温帯低気圧には、なっていない。
台風3号の6月29日のヨーロッパ情報の経路図
ANNニュースの配信動画では、令和初となる台風3号がもし、日本列島に上陸すれば7年ぶりだと報じているが、日本海側の対馬海峡から太平洋側に移動しているということは西日本、関西近畿地方に上陸して横断する可能性が高いことを意味する。
そんな台風3号の6月29日の土曜日の位置が、どこかを予報したヨーロッパ情報の進路予想図だ。
上のヨーロッパ情報の台風の位置は緯度が40.44°N、経度が、156.89°Eとなり北海道の、かなり離れた場所に移動している。
北海道根室市の最北端、納沙布( ノサップ )岬から927キロ離れた東南東の太平洋側の海上にある。
29日の午前9時( 世界標準時から日本標準時に換算 )
の時点では、まだ最大風力が毎秒30m/s前後とある程度の
強さを保っているヨーロッパ情報の進路予想図だ。
しかしこの段階では、もう日本への影響はほぼ、なくなっているものと思われる。
台風3号の6月30日のヨーロッパ情報の経路図
令和元年6月30日時点のヨーロッパ情報の台風3号の進路予想図が以下になる。
台風3号本体は北海道の彼方に消え去ったが、なぜか関東甲信越地方の付近の太平洋側の海上に強風が吹いている理由は何故か?
ニュースサイトでは26日の時点で、台風3号に発達する熱帯低気圧が2つあるとアナウンスしているが、先に日本列島の本州に直撃するのは南にある方だという。
私はプロの気象予報士ではない素人だが、きっと後から来る熱帯低気圧の影響なのかもしれない。
ヨーロッパ情報が元の自動更新ウィンディー
以下が、ヨーロッパ中期予報センターECMWFの気象データを元に作成されているウィンディーの動く画像で、台風3号の動向もチェックできる。↓
今後、ヨーロッパ中期予報センターの予報が変われば、むろん本来の台風3号の進路も大きくズレるが、ウィンディーは自動更新なので常に最新の情報が閲覧できる利点がある。
画面左下の再生ボタンでアニメーション画像が見れ、画面下のスライダー・バーで日にちが変えられる。
リアルタイムで台風の風の流れを自動更新し続けてくれるWindyは、ヨーロッパ情報のECMWFモードの方の気象データを元にしている方を選択している。
精度は高いと評判だが、あくまでもヨーロッパの台風情報は一つの気象予報なので、絶対に当たるわけではない。
しかし、ウィンディーで見ても、27日には1,000hpa前後の台風3号らしき等圧線が日本海側を移動しているのが分かる。
日本の気象庁は、27日中には熱帯低気圧から台風に発達すると発表しているが、日本列島に上陸するか否かまでは言及していない。
むろん、ヨーロッパ情報も随時更新され続けて変わるので、ウィンディーを見て頂ければ、常に最新の台風3号の進路予想図を確認できる。
台風3号セーパット6月28日の午前3時の位置
令和元年の6月28日の午前3時現在、
台風3号セーパットの現在の位置は太平洋上のどの場所に位置するのか?
「 earth 」で見てみると座標は、緯度( 北緯 )34.28°Nで、経度( 東経 )が138.31°Eの位置に、台風3号セーパットがある。
もちろん、台風3号の位置は刻一刻と変化しているが、場所がどこかをGoogleマップで表示すると、28日の午前3時現在は静岡県御前崎市の南端、御前崎海岸から35.87キロ南の太平洋海上だ。↓
このあと、本州に上陸するか否かはまだ分からないが
米軍の台風情報が、なかなか更新されない。
台風3号の気象庁の予報と米軍の進路の比較
では、台風3号の予報に関して日本の気象庁は進路予想図の最新情報を出してきているのか?
気象庁公式ホームページ「 台風情報( 台風経路図 )」[ https://www.jma.go.jp/jp/typh/ ]を、瓦版茨城のブログ運営者が加工して作成した。
気象庁は、台風3号の最新予報で2019年6月27日の午後6時に熱帯低気圧から台風に変わったと発表した。
< 28日03時の予報 >強さ -存在地域 御前崎の南南西約40km
予報円の中心
北緯 34度20分( 34.3度 )
東経 138度00分( 138.0度 )
進行方向、速さ 北東55km/h( 31kt )
中心気圧 998hPa
最大風速 18m/s( 35kt )
最大瞬間風速 25m/s( 50kt )
予報円の半径 110km( 60NM )
気象庁が予報している熱帯低気圧aの28日の
金曜日の午後3時の時点の位置は北緯34.3°、
東経138.0°なので、Google地図で表示する。↓
あくまでも予報であるが、28日の午前3時には関東地方の静岡県浜松市の最南端の海岸から約46キロ南の方角の太平洋の海上に熱帯低気圧aがあり上陸は、していない。
米軍の進路予想図も更新が止まっており、比較のしようがないが上陸はせずに太平洋上を通過するという予想は同じなのかも知れない。
台風第3号2019年セーパット気象庁の最終経路図
結27日に九州の南の太平洋の海上にある熱帯低気圧は、その後発達して夜に台風3号に変わった。
てっきり熱帯低気圧のまま温帯低気圧に変わり、そのまま消滅するものだとばかり思っていたが気象庁が正式に台風に成長したと発表した。
ちなみに、日本の気象庁( JMA )が定義付けている「 台風 」とは、毎秒17m/s以上の最大風速の渦を指している。
また気象庁は「 奄美、九州地方に接近する恐れも 」と表現していたが、上陸はしなかった。
Multi-Agency予測で台風3号は太平洋を進行
香港、米軍、気象庁、北京、台湾、韓国などの
各国の気象予測データが一度に比較出来る、
統合多機関熱帯低気圧予報( Multi-Agency )
で台風3号は、まだ1本の進路予想図しか出ていないが
九州地方の南の太平洋の海上を北東方向に進んでいる。
むろん今後の変動はあるので、進路が変わってくる可能性はあるが、本州に上陸はしない進路だ。
不肖この私めは、ちょっと赤緑色弱なので上の台風3号の進路予想図が、どの気象機関のラインなのか判別できなかった。
それにしても、今回は熱帯低気圧で安心しているからなのか、いつもならANNよりも早いウェザーニューズ社の情報発信が、動画でもツイッターでも、じゃっかん遅れている様な気がする。
さて、今までの台風3号の進路予想図をまとめると28日の夜までに熱帯低気圧から台風に発達し、かつ最悪の場合、本州に上陸する恐れがある予報だ。
本稿でも新たな台風の最新情報が入り次第、記事を随時、更新してまいる所存だ。
6月27日の午後6時に台風3号セーパット発生!
令和初の台風で、2019年6月27日の午後6時に
熱帯低気圧から台風3号に変わったと気象庁が報じた。
[ 台風の現況と予想 ]
27日18時、室戸岬の南南西約200キロにおいて、
熱帯低気圧が台風第3号になりました。台風は1時間におよそ45キロの速さで北東へ進んでいます。
中心の気圧は998ヘクトパスカル、最大風速は18メートル、
最大瞬間風速は25メートルで、中心の南東側280キロ以内と
北西側110キロ以内では風速15メートル以上の
強い風が吹いています。台風は温帯低気圧の性質をおびながら28日朝にかけて
西日本から東日本の太平洋沿岸を東北東に進む見込みです。その後、日本の東に進んで温帯低気圧に変わるでしょう。
台風3号が発生した海上の場所は、四国地方の
高知県室戸市の最南端である、室戸岬の南南西
約200キロ地点だとの発表があったが、さっそく
温帯低気圧から台風が発生した地点をGoogle地図で
おおまかな感じではあるが表示していきたい。↓
台風3号が日本列島の本州に上陸の可能性は米軍の進路予想図や気象庁の予報などから低いと見ていたが、けっこうスレスレな位置だ。
上は、東京都渋谷区のスクランブル交差点のライブカメラ映像だが台風3号は今後、関東地方に接近するので、あなたの今後の防災活動に役立てて頂きたい。
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